行政書士試験体験記①
こんにちは若しくはこんばんは。
綿谷です。
今回から、私が行政書士試験に挑んだ一年間について語っていこうと考えております。
とはいえ、このカテゴリーの趣旨は前回の⓪で語りましたので、早速本題に入っていきます。
事の始まりは仕事を辞めた日の数か月前に遡ります。
当時の私は特に転職活動とかもせずに、ただ漠然と今の仕事はなんか違うなと思っていました。
加えて、ストレスか普通に体調不良だったのは分かりませんが、心身のダメージがそこそこ蓄積しておりました。しかし、まぁやりたいことなんてそうスパっと思いつくでもなく、そのままズルズルと仕事をしていたわけです。
行政書士を目指そうと思うことになった転機は唐突でした。
ある日、休みの日に友人と喫茶店で時間をつぶしていた際に、どういう話の流れか「起業してみてぇよな」みたいな話になりました。私は、起業して従業員を先導するとか正直向いていないと思いましたので、そこまで興味を抱いていませんでしたが、ふとここで大学時代に取ろうと考えていた資格のことを思い出しました。確か、あの資格って取ったら即開業できたよな、と。
とはいえ、学生の時分では、その資格はなんか法律に関係ある資格くらいにしか考えていなかったので、結局取得も受験もしなかれば仕事の詳細も知らなかったものです。加えて、この話をしている時も昔と変わらない程度の認識でしたので、その日の私の興味はすぐさま別のものへと移りました。
ただ、それから数カ月経って、仕事がどうしても嫌になったときにこの話が想起されました。
上から色々言われて仕事なんてしたくないと思った時に、この資格の特徴を思い出したのです。
何ならこの時は「私そもそも人の下に就くの向いてないんじゃね?」とか思っていました。
そこで、行政書士資格のことを調べて漸く法知識で人を助ける仕事ということを理解しました。
私は法律自体は元々法学部だったこともあり、そこまで苦手意識はありませんでしたし、人を助けるという響きと「街の法律家」というキャッチコピーに心惹かれました。
だって法律家ってなんか恰好良いじゃないですか。しかも、それを名乗って更に人助けしちゃうんですよ。
最高じゃないっすか。
そう思ってからは早く、瞬く間に仕事を辞め、親に頭下げて一年間ぷー太郎として資格勉強を始めていました。
我ながらコイツ博打したなと今となっては思いますし、今でも思ってます。
こうして、私の行政書士試験編は始まりました。
思ったより自分語りが長くなりましたので、今回はここまでです。
次回からは使用した教材や勉強法なども踏まえてお話していこうと思います。