行政書士開業準備編②事務所備品と固定電話
こんにちは、若しくはこんばんは。
綿谷です。
今回は前回の締めに宣言した通り、事務所に備え付ける備品と固定電話についてお話していこうと思います。
先ず、備品は都道府県によって必須とされるものが異なります。
私は大阪会ですので、プリンターやら鍵付きの書類保管棚などです。
ただ、皆様が登録される場所によっては色々増えたり減ったりしてるかもしれませんので、その辺りは各自手引きを確認してください。
とはいえ、ほとんどは共通しており、プリンターや書類保管棚や応接セットとかはマストです。
その為、幾つか他の会でも共通してるだろうと思われるものについて、説明していこうと思います。
先ずプリンターですが、普通に印刷機能だけじゃ足りないのでスキャン機能付いてるやつのがいいです。
「FAX機能は?」と疑問に思う方もいらっしゃるとは思いますが、今はe-FAXなどという便利機能が世にあるので、そこまで必須ではなさそうです。
まぁでも複合機買えば大体何とかなります。
次に書類保管棚や応接セットですが‥‥自宅開業の人ならぶっちゃけ困らないと思いますので、私と同じくレンタルオフィスの方向けに説明させていただきます。
昨今のレンタルオフィスでは応接セットの貸し出しや、予め部屋に机とテーブルが備え付けられている場所が多いです。特に事務机と椅子は大体の所はあります。
ただ問題なのが、応接セットです。
レンタルオフィスの棟自体に会議室などが備え付けられている場合は、必要な時にそこを使用すればよいのですが…これが無い場所もあります。(当職の事務所はありません)
その場合は、近くの喫茶店で面談や打ち合わせをするか、お客様先に赴く形をデフォルトにする。若しくはオンラインオンリーということになってしまいます。
ただ、一人部屋にしては多少広く、応接用の机とテーブルを置ける場所が確保できるならば、事務所内で面談することは可能です。(他所手狭にはなりますが)
実際、私はその様な構成にしております。
しかし、これをする場合一つ面倒なことが生じます・・・・・そう、応接セットの持ち運びです。
皆さま、応接セットを購入する場合何処で購入しますか?ネットショッピング?それとも家具屋?なんなら中古ショップ?
因みに私はネットショッピングで買いました。というより最近のネットショッピングは探せば良い物もありますし、何よりデザイン面の選択肢が多いんですよね。
机のサイズに関しても、私が使っている70㎝サイズの物からもっとデカい物までありますし、椅子も二つ付いてます。
ただ注意してほしいのが、ネットショッピングは大体組み立て式です。
特に激安ブランドですと、偶に螺子穴開いてなかったりして非常に面倒です。(それでも備え付けの工具だけで組み立てられるようにはなってますけど・・・)
問題は組み立てて事務所に運ぶか、事務所で組み立てるかです。
私は前者を鍵付き書類保管棚、前者と後者の合わせ技を応接セットで行いました。
ぶっちゃけますと後者のが楽です。
理由としましては、組み立ててから運ぶ場合事務所まで物を運ぶ足が要ります。電車で運ぶは正気の沙汰じゃないです。
加えて、レンタルオフィスによっては道が狭いので運び込むのにかなり神経を使います。
他方後者ですと、部屋が狭いので組み立てスペースが無いと思われがちですが、そもそも応接セット置けるようなスペースあるなら余裕です。
加えて、発送先を事務所にすれば足も不要なので余計な心配も不要です。
続いて固定電話ですが、「そもそも論これ個人の電話番号じゃダメなの?」という方もいらっしゃると思います。
これは私情ですが、結論から申し上げますと…
別にしないと、迷惑電話の数がヤバいです。
と、言いますのも、行政書士登録をする際に電話番号の記載が必須なのですが、
この際記載した電話番号が日行連(日本行政書士会連合会)のHPに氏名等と共に掲載されることになります。
因みにこれは開業前でも登録が完了した段階で掲載されますので、
載った瞬間から営業電話が滅茶苦茶来ます。
三日で既に数十件は来ました。(開業前です)
何なら、個人の電話番号に来るこれを回避するために固定電話の番号が必要なんじゃないかなと思っております。
と、散々固定電話の必要性を説いたところで、実際登録はどうすればいいのかという話ですが…私用スマホでIP電話登録すればいいと思います。
契約会社につきましては、提供会社がそこまで多くないのでサービスと料金見て各自選べばいいと思います。
ただ、FAX番号用に別の固定電話番号割り振りたいなら、e-FAX機能が付けられる会社さんのがおススメです。
料金がごちゃつきませんし、何より楽ですので。
勿論、「固定電話番号はFAX込みでも1つで行きたい」という方も問題ないと思います。
開業前の私としましても、「別に番号あった方が後々楽だし、示しがつくよね」というだけの話ではありますからね。
それでは、今回はここら辺で締めとさせていただきます。
次回は登録申請についてでもお話しましょうか。