行政書士開業準備編③登録申請書類
こんにちは、若しくはこんばんは。
綿谷と申します。
今回は皆さんが苦戦することになるであろう、行政書士登録の申請書類についてお話していこうと思います。
正直これは私も非常に苦戦いたしました。何しろ、必要書類数が人によって増減しますからね。
その中でも数の変動に最も関わる、事務所に関する書類について今回は説明していきます。
一番書類が少なく済むのは恐らく持ち家での自宅開業の方ですので、これに該当する方はあまり心配いらないと思います。
問題は、賃貸借や使用貸借の形態で事務所を開業を考えている方です。
この形態には、私と同じくレンタルオフィスで開業を考えている方も含まれますので、重点的に説明していきます。
必要書類の数は、レンタルオフィスの管理会社が建物の所有者か否かで結構変わります。
先ず、所有者が管理会社の場合、普通に管理会社との賃貸借契約書と使用承諾書を貰っておけばなんとかなります。
使用貸借はもっと簡単で、使用承諾書だけでなんとかなります。
他方、転貸借は結構大変で、
①建物の所有者の使用承諾書(数人での共同保有の場合は全員分or管理会社に委任してる場合はその合意書の写し)
②所有者と管理会社との賃貸借契約書(写し可)
③管理会社と自分との転貸借契約書(写し、黒塗り可)
が必要です。(書類によっては①が不要になる場合がありますが)
②に関しては、管理会社さんから頂けますし、③についても自分の手元にあるので容易ですが、
①については管理会社さんが所有者さんに都合をつけて貰わないと入手できないです。(直筆なので)
ですので、早めに頂けるよう契約時にその旨を伝える他、手元に届くまでの大体の目安の期間を伺うのが良いと思われます。
因みに、どの形態で開業することになっても必要な書類として、建物登記謄本がありますが、これは普通に法務局に行って職員さんに訊いた方が早いと思いますし、簡単なので割愛します。
続いては、事務所の写真についてお話します。
といっても、所属を考えている単位会によって様式が異なると思いますので、今回は大阪会の話をしていきます。
大阪会の様式は一枚の紙に数枚の写真貼っていく様式ですが、写真自体は百均の写真紙で問題ないですし、印刷もプリンターで問題ないです。
ですので、一番簡単なのはスマホで撮って共有ソフトでPCに取り込んで一度L判でPDFにして印刷すれば済みます。
事務所の平面図と案内図については、普通にお絵描きアプリの線図ツールで作ればササっと作成できます。
一番下のレイヤーに間取り図の写真やグーグルマップの道案内を置いて作れば殊更作りやすいですよ。
ぶっちゃけこの二つに関してはこれしかいう事が無いので、事務所書類についてはここまでにしておきますか…
最後に地味に苦労した証明写真×5についてもお話ししますが、意外に五枚組で縦3cm×横2.5cm出してくれる証明写真無いんですよね。
という訳で私は写真機で撮ったこのサイズの物をコンビニ印刷のアプリを使ってコンビニで追加プリントしました。
多分これが一番早くて安く済むと思います。
開業準備編についてはこれぐらいですかね。
次回からは開業編とさせていただきます!